無意識がカタチになる。。。
そんな瞬間を味わう事が出来ました。
なんていうことを言うと ずいぶん 大げさに感じられるかも知れませんが・・・
昨年末から 宿題として手渡された素材。
ひとつは パスタクロスという素材
「社会福祉法人福栄会 かもめ第3工房」
によって生まれました。
パソコンのランケーブルからできています。
もう一つは一か月ほど前に
「社会福祉法人荒川のぞみの会 作業所ボンエルフ」で作られたスウェーデン刺繍の布が私のところに来ました。
それぞれの 素材を使っての作品作り。
今回は イベントで展示販売するための 何かアクセサリーとかできますか?
というようなお題だったので ある程度数が できる 小物 と 考えて製作しました。
毎度のことながら エンジンがかかるのが遅いので・・・
迫りくる期限に 焦りながら
素材をいじりだしました。。。
どちらも最近気に入っている素材 ユーズドのデニムと合わせます。
様々な道のりを経て私のところに来た 素材達 無駄なく使いたいという気持ちがまずあります。
そうやって素材をいじっているとなんとなく カタチが出来上がっていく。
下書きは 心の奥と頭の中だけ。。。
それも私のだけじゃない気がする。素材自身の記憶があるのかも・・・?!
草木染をしている時は 自然のエネルギーに 圧倒されていたけれど
今 こうして 都会でモノづくりを していると
人工的なもの 人の手の加わったモノの エネルギーを 痛感する。
もしかしたら 廃棄されてしまうもの。
今の社会の枠には溶け込めないけど個性的な感性を持っている人達。
そこに無限の可能性があるに違いありません。
今あるモノ 今生きてる 人が 繋がって 新しく動き出す
作品を作りながら そんなイメージが 頭の中をぐるぐる回ってました。
私の中にもうずいぶん昔からある無意識の世界観を引き出された感覚だったのです。
「ご縁・エンエン・縁起モノ」に展示しております。 ただ今開催中です。
2月16日(火)~28日(日)
浅草アミューズミュージアム2F
手仕事のギャラリー&マーケット